こんにちは、真理子です。
デリー
砂埃の混じる排気ガスで少しむせかえるような空気
3月ながらにして長袖のシャツでは少し汗ばむような日差し
クラクションが鳴りやまない活気ある通りを行き交う無数の人々
ダージリン
デリーとは打って変わって空気は清々しく、朝晩はかなり冷え込むのでジャケットは欠かせない
人々の風貌や街角はどこかチベット的で、遠くに見える山並みが神々しい
この春に訪れたインドのことを早くも懐かしく思い出しながら、このブログを書き進めてみようと思います。
インドから帰国してからの数日間、私は自分が実際にインドに行ってきたということが信じられませんでした。
インドが、今まで私が暮らしてきた日本の環境とあまりにも違いすぎて、そのギャップに戸惑い、正直なところ「私は2週間夢を見続けていたのではないか」と思ってしまうほどでした。
もちろん、インドに行く前にSPの活動を始めとして、若干の知識はある状態でインドへ向かったつもりでした。
「インドのこと、支援している子供たちのこと、多少は知ってる」と私は思っていました。
それにも関わらず、実際のインドは私が想像していたものと全く違いました。
当然インドと私の生まれ育った環境に相違があるだろうとは予想していましたが、その想像をはるかに超えるインドがそこにはありました。
「奨学金支援をしている子供」や「ストリートの子供」と私の上に大きな違いがあるのはいうまでもありません。
その違いというものは、日本において書類上で見る子供のデータからは計り知れないものでした。
子供たちがどんな家で、どんな服を着て、何を食べて、どんな家族と、どんな表情で、どんな思いで暮らしているのかなんて、その場に実際に行かなければ決してわからないと心から感じました。
インドの子供達だけではなく、そもそも「インド」という国そのものが、私が今まで経験したことにないものの塊でした。
食べものや人々の身なりをはじめとして、生活上のありとあらゆる違いを肉薄して感じました。
こうしてインドを経験する中で私が気付いたのは、今まで私が「知っている」と思っていたインドやインドの子供達に関する知識は、全て本や書類の中のデータや、人から聞いた感想や意見だったということです。
私はインドについて「知ったつもりになっている」だけでした。
そもそもインドだけに限らず、私にはこうした「知ったつもりにはなっているけれど、実際に経験したことはない」という事柄がたくさんあり、経験が圧倒的に不足していることを実感しました。
インドでの二週間は決して楽ではありませんでした。
食べ物は日本よりも「不衛生」だし、道端には当たり前のようにゴミが散らばっている。道を歩けば見知らぬおじさんたちが絡んでくるし、ホテルのシャワーの水はタンクに貯められているので無制限には使えない。慣れない環境のためか、体調を崩した時もありました。正直、「快適」とは言い難い生活でした。
でも、これがインドでは当たり前。
そう考えると、私が「快適」と考える日本での生活は世界共通のものではなく、特殊なものなのだとわかりました。
インドに行く前にも「日本での生活が世界では当たり前ではない」ということは知っていましたが、インドに行って初めて、いかに私が、私にとって快適で、そして守られた環境で日々生活しているかということを身にしみて思いました。
例えてみれば、私は、心地よい小さな部屋の中で本を読んだり人の話を聞いたりするだけで、実際にその部屋から外に踏み出したことのない、無知な人間のようだと思います。
自分の知識不足、経験不足を実感した今、このままの私がインドの子供達を支援し続けることに、怖さや不安を感じています。
その一方で、実際に会って触れ合ってきた子供達のために何かしたいという強い思いも生まれました。
「インドに行くと人生が変わる」
この言葉を耳にしたことがある人も多いのではないのでしょうか。
私にはこの言葉、本当でした。
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